本記事ではこんなお悩みを解決
- 仮想通貨のエアドロップってなに?
- エアドロップのやり方が知りたい!
- なるべくリスクをとることなく稼ぎたい!
近年、新しい投資手法として、仮想通貨に投資をする個人投資家が増えてきています。
仮想通貨投資は数百万円の元手から1年で1億円以上稼げる可能性があります。
一方で、一晩にして投資資金を全て失ってしまう可能性のある、リスクの大きい投資というのも事実です。
ただ、全ての仮想通貨投資がハイリスク・ハイリターンになるわけではなく、投資手法によってはリスクをほとんど背負うことなく利益を狙うことが可能です。
そこでオススメしたいのが、仮想通貨のエアドロップです。
エアドロップは、取引所や通貨を発行した企業が設定した条件をクリアすることで、暗号資産やNFTを無料でもらえるイベントを指します。
仮想通貨のエアドロップを活用すれば、仮想通貨を購入することなくゲットできるため、仮想通貨投資初心者の方にはハードルが低い手法です。
この記事では知識ゼロの初心者でもエアドロップに参加できるよう、エアドロップに必要な準備なものや、具体的な参加方法、売却時の税金などエアドロップに参加するにあたり必要な知識をまとめて解説しています。
本記事を読むことで「仮想通貨エアドロップをこれから始めたい初心者がエアドロップで利益を得るために必要な手順」が全て分かります。
仮想通貨投資でリスクなく稼ぎたい方は是非最後まで読んでください。
仮想通貨のエアドロップとは?
エアドロップとは、「仮想通貨の投資家に対して、仮想通貨開発企業が無料でトークンを配布する」ことを指します。
仮想通貨とは、インターネット上で使えるお金のようなものです。
ある仮想通貨がお金として機能するにはある程度の流動性や仮想通貨を保有している人を集める必要があります。
しかし、2023年4月現在、仮想通貨は2万3000種類以上(仮想通貨情報サイト:Coin Market Cap参照)あると言われており、新しく発行されたコインは知名度が低く、コインの保有者も少ないため流動性も低いです。
そこで、仮想通貨開発企業は自身が開発した仮想通貨を無料で配布することで、知名度の向上、仮想通貨の保有者を増やそうとしている訳です。
ただし、無料で配るといっても一定の条件を満たす必要があります。
例えば、「特定の仮想通貨を保有」「SNSで特定の投稿」などが条件になることが多いです。
条件を満たした人だけが、エアドロップで仮想通貨をもらえます。
エアドロップを受け取るのに必要な準備
エアドロップを受け取るには取引所に登録して専用の口座を開設する必要があります。
本記事を順番に読んでいけば初心者でも迷うことなく、仮想通貨投資を始めることができます。
具体的な手順は以下の通りです。
- メタマスクアカウントの作成
- Twitter、DiscordなどのSNSの開設
- 海外仮想通貨取引所を開設
- 国内仮想通貨取引所を開設
順番に解説していきます。
【手順1】メタマスクアカウントの作成
エアドロップに当選したらほとんどの場合、メタマスクに仮想通貨が送金されます。
メタマスクとはウェブ上の財布(ウォレット)と考えていただけるとわかりやすいです。
エアドロップを受け取る際は必ず必要になるため、メタマスクの作成は必須です。
メタマスクをインストールして案内に従って登録するだけなので3分もあれば初期設定は完了します。
メタマスクアカウントの作成方法は以下の通りです。
- アプリをインストール l
- パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズ(秘密鍵)の確認
※シークレットリカバリーフレーズはクレジットカードでいう暗証番号に相当しますので、絶対に誰にも教えずに紙などに書いて保存してください。
アプリをインストールする際は、必ずアプリストア又は公式サイトから行います。
メタマスクを装った偽サイトも多く存在しますので必ず上のボタン(https://metamask.io/)から登録してください。
アプリをインストールしたら、「シークレットリカバリーフレーズを使用してインポートする」と「新しいウォレットの作成」を選べるので、「新しいウォレットの作成」を選択。
※ちなみに、「シークレットリカバリーフレーズを使用してインポートする」はすでにメタマスクを使っている場合の復元や同期に使用します。
パスワードは最低8文字以上で入力します。
パスワードはログインするたび必要となりますので、必ずメモしておいてください。
続いて、メタマスクの注意点などについての動画が流れるので内容を確認し、シークレットリカバリーフレーズの注意点が表示されます。
内容を確認して「開始」をタップ。
シークレットリカバリーフレーズが表示されます。12個の英単語が表示されますので、すべてメモをしていきます。
現在スマホの設定では、スクリーンショットができないようになっているため、紙に書留めておきましょう。
続いて、パスワードを再入力後、先程保存したシークレットリカバリーフレーズの確認となります。
先ほどメモした順番の通りにシークレットリカバリーフレーズを選択していきます。
画面が切り替わったら「完了」をタップして設定完了です。
【手順2】Twitter、DiscordなどのSNSの開設
エアドロップはTwitterやTelegramといったSNSから参加するケースが多いため、SNSを使っていない方は、自分のアカウントを作成する必要があります。
既にTwitterやTelegramのアカウントをお持ちの方はスキップして構いません。
エアドロップを受け取るための投稿ルールは公式サイトなどで公開しています。
よく読んで、間違いのないよう実行しましょう。
Twitterアカウントの作成
Twitterアカウントを作成する際には、以下の情報が必要なため、あらかじめ準備しておくとスムーズにアカウントが作成できます。
- Twitterで使うアカウント名
- 携帯電話番号またはメールアドレス
- Twitterで使うログインパスワード
Twitterのログインページに移動して、個人情報などの必要事項を入力したら、5分ほどでアカウントを作成することができます。
※既にApple、またはGoogleアカウントをお持ちの場合はソーシャルログインと呼ばれる方法で簡単にログインできます
Telegramアカウントの作成
海外の仮想通貨開発企業の多くはTelegramと呼ばれるSNSで運営状況の報告や質問の受け付けを行っています。
そのため、Telegram公式グル―プへの参加を求められる事も多いので、アカウントを事前に作成しておくとよいでしょう。
登録はこちらhttps://telegram.org
これらのアカウントは数分で作れるので、事前じゃなくてエアドロップの際に作っても遅くはありません。
【手順3】海外仮想通貨取引所を開設
続いて、受け取ったエアドロップを他の仮想通貨に交換するために、海外仮想通貨取引所を経由させなければなりません。
なぜかというと、受け取ったエアドロップは日本の取引所で直接換金できないからです。
そのため、日本円に換金可能なビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨に交換する必要があります。
海外取引所は多数ありますが、シンガポール発の大手取引所「BYBIT」をオススメしています。
BYBITをオススメする3つの理由
- 完全日本語対応のため、英語が苦手な方でも問題なし!
- 口座開設に必要なものはメールアドレスのみ
- 登録・口座開設後に受け取れるボーナスがある
BYBITの特徴は海外取引所でありながら、日本語に完全対応している点です。
日本語のカスタマーサポートもあるのも嬉しいポイントですね。
登録自体も案内に従って10分ほどで登録できますので、興味のある方は下のリンクから登録してみてください。
【手順4 】国内仮想通貨取引所を開設
最後に、仮想通貨を日本円に換金するために国内の仮想通貨取引所を開設する必要があります。
国内には複数の取引所がありますが、初心者にオススメなのはアプリダウンロード数No.1のCoincheck(コインチェック)です。
直感的に操作しやすいシンプルな取引画面、国内最大手でセキュリティーが高い取引所のため、初心者の方でも安心して利用できます。
登録の流れは以下の通りです。
- メールアドレスの登録
- 二段階認証の設定
- 必要事項の記入
- 本人確認書類のアップロード
- 顔写真の撮影
- 銀行口座の登録
二段階認証とは、取引所にログインする際に設定したパスワード以外に、もう一度パスワードを入力することです。
自分で設定するログインパスワードに加えて、認証アプリを使ったコードに2種類で確認を行うことで、ハッキングなどの被害から身を守ることができます。
続いて、必要事項を記入し、本人確認書類の提出。
書類に不備がなければ、1-3日程度で本人確認のためのはがき等が発送されます。
書類に記載されているシリアルコードを入力すれば、口座開設完了です。
用意すべき本人確認書類
【現住所の記載のある本人確認書類】
- 運転免許証/運転経歴証明書
- 個人番号カード/住民基本台帳カード
- パスポート/運転経歴証明書
- 在留カード/特別永住者証明書
どの取引所でも「クイック本人確認」を選ぶことで、スマホのカメラで撮影し、専用フォームにアップロードするだけで完了です。
提出の手続きはすべてネットだけで完結できます。
エアドロップの2つの参加方法
エアドロップに参加するための準備ができたら、実際にエアドロップに応募してみましょう。
エアドロップの参加条件は主に以下の2つになります。
- 一定期間中に特定の仮想通貨を保有する
- SNS公式サイトでフォロー&リツイート
【方法1】一定期間中に特定の仮想通貨を保有する
1つ目は、スナップショット期間中に対象となる暗号資産やNFTを保有していることです。
スナップショットとはある時点で仮想通貨をだれがどれだけ持っているかを記録することを指します。
エアドロップで受け取れる仮想通貨の数量は対象の仮想通貨の保有割合によって異なります。
例えば、エアドロップの参加条件が「12/1日AM10時の時点で、Aという仮想通貨を1000枚以上保有していること」という条件の場合、「12/1日AM10時」にスナップショットが行われるという意味です。
この時点でAを1000枚以上保有していれば、そのユーザーは参加条件を満たしていると見なされ、後日、取引所などから決められた枚数のトークンが個人用のウォレットに配布されます。
スナップショットの計算方法
エアドロップの配布数量が10万枚、交換比率=1:1、スナップショット時点でAという仮想通貨全体の保有枚数が1000万枚と仮定した場合、Aという仮想通貨を1000枚持っている人のエアドロップ配布数量は以下のようになります。
1000(個人の保有量)/100万(全体の保有量)*10万(エアドロップ数量)=100
※スナップショット後に対象の仮想通貨を売却してもエアドロップは獲得できます。
上記の例の場合、12/2日にAという仮想通貨を売却してもエアドロップの対象となります。
【方法2】SNS公式サイトでフォロー&リツイート
2つ目は、SNSで指定された投稿を行うことです。
こちらは1つめの方法と比べると参加の難易度が低いため、抽選となる場合が多いです。
2020年2月にはBinanceがTwitterを利用してエアドロップを実施しました。
この時は、BinanceのTwitterアカウントをフォローする、当該ツイートをリツイートするなどの条件のもと、抽選で10名に100ドル相当のBNBトークンが配布されました。
また、SNSではNFTアートのエアドロップ(ギブアウェイ)が多く行われており、中には公式サイト以外にも個人が出品したものをエアドロップすることもあります。
一点注意点として、NFTを送付すると偽ってウォレットの情報などを抜き取る詐欺が横行しています。
ウォレットの秘密鍵を教えない、アカウント情報が少ないアカウントに注意するなど自身で詐欺から守るリテラシーも必要です。
今後開催予定のエアドロップ
2023年5月現在、開催中のエアドロップはAPENFTです。APENFTは2年間にわたる継続エアドロップが実施されています。
これにより、ユーザーの認知度が高まり、TRXの価格維持に貢献しています。
APENFT(NFT)
APENFTは世界各国のアーティストの作品をNFT化して売買できるプラットフォームとして開発されました。
仮想通貨TRX(トロン)を保有しているユーザーにAPENFTが配布されるエアドロップは、2021年6月から実施されており、2023年6月10日まで開催される予定だと公式発表されています。
毎月10日に予定されているスナップショットの際に、一定の数量(100TRX以上)を保有していることが参加条件です。
以下で詳細を解説しますが、APENFT公式が発表しているmediumでも解説しているのでそちらも参照してみてください。
APENTの受け取り条件
以下の仮想通貨を1種類でも持っている人は、特に手続きしなくても自動的にもらえます。
受け取れる仮想通貨の種類 | 最低保有数量 | 配分比率 |
TRC20規格のBTC | 0.0002 BTC | BTC:3% |
TRC20規格のETH | 0.003 ETH | ETH:3% |
TRC20規格のTUSD | 7 TUSD | TUSD:4% |
トロン(TRX) | 100 TRX | TRX:40% |
トロン(TRX) | 2,000 BTT | BTT:30% |
JUST(JST) | 100 JST | JST:20% |
注意点として、取引所でTRX等を保有している場合は、取引所がTRXのエアドロップに対応する必要あります。
対応しない取引所でTRX等を保有していてもエアドロップはもらえません。
2023年5月現在、TRXのエアドロップに対応している取引所はBinance、Huobi、KUCOIN、Bitgetなどの取引所です。
配布数量は2023年6月10日21時まで、毎月10日に合計1,666,650,000,000 NFTをエアドロップ予定です。
APENTの特徴
2年間にわたって毎月エアドロップがあるため、仮想通貨への関心が持続しやすく、ユーザーの認知度も高まると期待できます。
多くの場合、エアドロップは1回だけ分配して終了という例が多いですが、これだとユーザーの関心は一時的に高まるだけで、すぐに忘れ去られてしまう場合がほとんどです。
また、エアドロップをもらい続けるためには、TRXやBTTを保有し続ける必要があります。
よって、長期保有者に有利な仕組みですし、今までは売却するつもりだったけれどもTRXを保有し続けよう、という人も大勢出てくるでしょう。
すなわち、売り圧力が弱まって、TRX・BTT・JSTの価格維持にも期待できます。
さらには、「2年間ももらえるなら、これからTRXを買って保有してもいいな」という人も出てくるはずです。
これは価格上昇圧力となります。
最新のエアドロップ情報入手方法
これまでエアドロップの参加方法について解説してきました。
読者の方はこれからアドロップを始める際に、今後エアドロップの情報をどこから仕入れるか気になる方も多いと思います。
本章ではエアドロップの情報源として以下の3つを紹介します。
- SNSで情報入手
- 仮想通貨取引所
- CoinMarketCapなどの情報サイト
順番に解説していきます。
【方法1】SNSで情報入手
エアドロップは、仮想通貨の知名度を上げるために行われることが多いので、TwitterやFacebookなどのSNSで告知されることがほとんどです。
そのため、公式アカウントをフォローしておくと、エアドロップの開催情報をいち早く知ることができます。
SNSで入手した情報をもとに公式サイトに移動し、日程や参加条件、トークンの受け取り方などの詳細や取引所や通貨の発行体の確認を行い、エアドロップの条件を満たすという流れです。
また、取引所やトークンの開発企業によっては、TelegramやDiscordでコミュニティ運営しているところもあります。
参加することで、最新の情報をゲットできるだけでなく、分からないことがある時には運営や一般ユーザーに質問することも可能です。
中上級者向けですが、Twitterのハッシュタグ検索で#エアドロップ、#Giveawayなどで調べることで、インフルエンサーが認知度向上を目的にNFTのエアドロップを行っている場合があります。
中には数千円~数万円の価値がつく場合もあるため、リターンが大きいですが、最低限の知識がないとウォレットの通貨を抜かれたり、詐欺にあったりする可能性があるため、十分注意が必要です。
詐欺にあわないための重要なのが
- ウォレットの秘密鍵は絶対に教えない
- 個人情報は教えない
- 発信しているアカウントが捨てアカでないか確認する(プロフィールは充実しているか、フォロワーが少なく、フォローが極端に多いなど)
の3点です。
【方法2】仮想通貨取引所
エアドロップの実施が決まると、詳細情報(日程、参加条件、トークンの受け取り方など)が公式サイトに掲載されます。
公式サイトでは情報の正確性が高いというメリットがあります。
仮想通貨界隈は情報のスピードが命ですので、こまめに自分が登録している取引所や他の取引所でエアドロップが行われていないか確認しましょう。
【方法3】CoinMarketCapなどの情報サイト
3つ目は暗号資産関連のニュースを扱っている情報サイトで、エアドロップの情報収集をする方法です。
CoinMarketCapなどは、暗号資産の価格や時価総額などをまとめたサイトですが、エアドロップに関する情報も扱っています。
また、Airdrops.ioやAirdrop Alertなどのように、エアドロップに関する情報だけを専門に扱っているサイトも存在します。
Airdorps.ioやAirdrop Alertなどは海外のサイトなので情報収集が大変かもしれませんがその分日本人で利用している人は少ないため、エアドロップを受け取れる可能性が高まりますね。
また、Airdrop Alertでは、暗号資産(トークン)だけでなくNFTのエアドロップ情報も閲覧することができます。
エアドロップで得た仮想通貨の税金について
まず、前提としてエアドロップで得た利益が年間20万円以下なら確定申告は不要です。
しかし、他に副業などの収入がある場合はそれらも合算する必要があるため、注意が必要です。
エアドロップで受け取った仮想通貨を売却した場合の利益計算は以下のようになります。
仮想通貨A(エアドロップ)→日本円の場合
エアドロップで仮想通貨Aを1000枚入手、受け取り時の仮想通貨Aの価格は1枚あたり100円、売却時には1枚200円になった場合を仮定します。
取得原価:1000×100=100,000円
売却価格:1000×200=200,000円
売却利益:200,000―100,000=100,000円
売却利益の10万円が課税対象となります。
仮想通貨A(エアドロップ)→仮想通貨B(イーサリアムなど)→日本円の場合エアドロップで得た仮想通貨は国内取引所で取り扱っていないことが多いため、こちらの方法で計算する場合が多いかと思います。
こちらの計算方法の特徴として、仮想通貨を別の仮想通貨に交換した時点で、仮想通貨を売却したとみなされるため、交換時点で課税対象となります。
詳しい計算方法は以下の通りです。
仮想通貨Aの条件は上記と同様(1000枚入手、受け取り時の仮想通貨Aの価格は1枚あたり100円、仮想通貨Bに換金時200円)、換金用の仮想通貨Bは仮想通貨Aと交換時1000円、日本円に交換時に900円だと仮定します。
仮想通貨Aについて
取得原価:1000×100=100,000円売却価格:1000×200=200,000円
仮想通貨Bについて
取得枚数:200,000/1000=200枚取得原価:200,000売却価格:900×200=180,000
課税利益100,000(仮想通貨Aの利益)ー20,000(仮想通貨Bの損失)=80,000それぞれの仮想通貨の利益を計算してその合計を課税額として計算し、今回は80,000万円が課税対象となります。
仮想通貨を売却する際は取得時の価格と売却時の価格を正確にメモするのが何よりも大事です。これらの価格を正確にメモしておかないと税金が多く取られたり、最悪脱税になりかねないので注意が必要です。
なぜ仮想通貨のエアドロップが行われる?
エアドロップは先述の通り、仮想通貨の知名度の向上、仮想通貨の保有者を増やして、経済圏の拡大を図るためにエアドロップが行われます。
仮想通貨を作った人たちにとっては、自分たちの仮想通貨を広めるチャンスです。
仮想通貨をもらう人たちにとっては、無料でお金のようなものを手に入れるチャンスです。
だから、エアドロップはお互いにメリットがあると言えます。
現在、エアドロップの他にICO(Initial Coin Offering)という資金調達の手法が一般的に行われています。
ICOとは企業が独自の新しい仮想通貨を発行し、販売することで、資金を調達する仕組みです。
通常、企業は新しいプロジェクトや経営を続けるため、さまざまな方法で資金調達をする必要があります。
一般的な方法は、銀行から借り入れるという方法ですが、審査が厳しく、借り入れたお金は返済しなければなりません。
そこで、返済する必要のない資金調達方法として、企業が仮想通貨を発行し、それを投資家に販売することで資金を調達できます。
また、ICOは監査が無く、誰でも資金調達を行う事が出来るため、時には詐欺の温床にもなることもあり得ます(いわゆるscamコインと呼ばれるものです)。
仮想通貨業界は新しいということもあり、法律が追い付いていないのが現状です。
それに比べて、エアドロップは無償配布であり、合法的なシステムで損する人も現れません。
エアドロップの仕組みを上手く活用し、ICOなどの資金調達を行うことなくユーザーや経済圏を拡大しようというプロジェクトも現在いくつかあり盛り上がっています。
エアドロップに関するよくある質問
スナップショットとは何ですか?
仮想通貨のスナップショットとは、ある時点でのブロックチェーンの台帳全体の内容を記録することです。
スナップショットによって、その時点での仮想通貨の保有者や保有量などが確認できます。
スナップショットは、新しい仮想通貨が配布される際に、その権利者を決定するために行われることが多いです。
たとえば、エアドロップなどで新しい仮想通貨が誕生する場合に、既存の仮想通貨を保有している人に対して新しい仮想通貨を配布する際に、スナップショットが行われます。
スナップショットは、ブロックチェーンのブロック高で指定されることが多く、そのブロック高に到達した時点で実行されます。
Giveaway(ギブアウェイ)とエアドロップの違いは何ですか?
Giveawayは「無料で与える」という意味をもち、エアドロップとほぼ同じ使われ方をします。
発行体によってエアドロップという言葉を使うところと、Giveawayという言葉を使うところが分かれるようですが、意味としては両者に大差はありません。
エアドロップは、新しい仮想通貨の流通や需要を高めるために行われます。特に外国の企業や取引所が主催者の場合、AirdropではなくGiveawayが使われることがよくあります。
仮想通貨とトークンの違いは何ですか?
仮想通貨とは、中央管理者を必要とせず、暗号技術やブロックチェーン技術を用いて発行・流通される電子的な資産です。
ビットコインやイーサリアムなどが代表的な仮想通貨です。仮想通貨は、通貨としての幅広い用途を持ち、発行上限やマイニング報酬などがあらかじめアルゴリズムによって決まっています。
一方、トークンとは、仮想通貨に限らず特定のサービスやプロジェクトに関連する電子的な証票です。
トークンは、既存の仮想通貨のブロックチェーン技術を利用して発行されることが多く、特定の私企業や開発チームが発行者となります。トークンは、サービスへのアクセス権や資産への所有権などを表すことがあります。
上記のことから、トークンという概念の一部に仮想通貨が存在しているイメージですが、一般的に、トークンと仮想通貨は同じ意味で用いられることが多いです。
仮想通貨のエアドロップまとめ
今回は仮想通貨のエアドロップの参加方法などを紹介しました。
今回のまとめ
- エアドロップは条件を満たすことで仮想通貨やNFTを無料で獲得できるイベント。金銭的なデメリットはなく初心者でも始めやすいのが特徴
- 特定の仮想通貨を一定数以上保有することが、参加の条件となっているケースが多い
- エアドロップで入手できる仮想通貨は国内取引所で取り扱いのないことが多い
配布されたエアドロップはずっと持って価値が上がるまで待つのもいいですが、どこにも上場せずに無駄になってしまったり、開発が止まってしまうケースもあります。
将来性があると判断した通貨以外は取引所への上場後に売り払いビットコインやETHにしておくことをオススメします。
エアドロップを売却して得られたビットコインやイーサリアムをCoincheckのステーキングサービスに預けることで、年数%の利回りを得ることができます。
また、「Coincheckガス」や「Coincheckでんき」など、ビットコインで光熱費を支払うことが可能なサービスもあり、他の取引所にはない個性的なサービスが揃っているのが特徴です。
仮想通貨は来年がビットコインの半減期ということもあり、価格上昇が予想されますので、乗り遅れないよう今のうちに準備をしておきましょう。
NFTゲームを中心に執筆活動を行うWEBライター。ゲームのやり過ぎで小学生の頃に視力1.0→0.01になり、眼鏡が体の一部に。
2021年からNFTゲームを開始。NFTゲームでの最高月収5万円。
NFTゲームに数十万円投資をして、日々稼げるNFTゲームの情報収集をしています。