レアメタル関連ニュース

都市鉱山を活用せよ

都市鉱山という言葉が出てきたのはいつ頃からなのでしょうか。
レアメタルの希少価値が、レアメタル産出国である中国の政策や新興国の発展でどんどん上がっています。


この現代の機器に欠かせないレアメタルがたくさん眠っているところがあります。 それが都市鉱山です。
これは、廃棄されたパソコン(PC)や携帯電話の中に使われているレアメタルのことを指しています。
日本はこれまで、それらを輸出してしまっていたりしましたが、よく考えればレアメタルの最大の輸入国であるということは・・・・
世界最大の都市鉱山を持っていることになります。
本当にこれは冗談の話ではありません。


日本も当然これらのことが、レアメタル価格の高騰に伴い気づく人たちが出てきました。
日本の企業も商社などが、廃棄物からレアメタルをリサイクルすることに取り組み始めています。


廃PCや携帯電話は、天然のレアメタル鉱山などに比べて重量に対してレアメタルを含有する割合が高い場合はたくさんあります。
何せたくさん取れないのですからレアメタルとなっているわけですから。


でも先にこのことを活用して日本の廃棄物を買いあさって、レアメタルをリサイクルをしている海外の企業もあるようです。
廃棄物としては輸出できないので、中古品という名目で出て行くんですね。


一例をあげると日本の都市鉱山に眠る金は、推定で6800トンもあって、これは世界の天然鉱山埋蔵量の16.1%にもあたるという試算もあります。
それから電池に使われているリチウムが15万tで世界年間消費量の7.1倍あるといわれます。
液晶画面の透明導電膜に使われるインジウムは1700トンで3.7倍、プラチナは2500tで5.6倍というこで資源がないということはまるで嘘のようで、日本にはこれまでに蓄えた大量の資源があるのです。


日本の国策として真剣に都市鉱山の活用を考えていかないと、海外の外国諸国にやりたい放題やられてしまって、残ったものはほんのわずかなものとならないようにしなければなりません。


使用済みレアメタルを無駄なく回収

レアメタルも価格が高騰しているので、リサイクルなどは注目が集まるようになっています。 かつては採算が取れなかったものも、逆にレアメタル使用機器などから回収したほうが天然の場合よりも効率がよかったりする場合もあります。


今回新たな、廃液からレアメタルを抽出して回収する方法が開発されつつあります。 レアメタルのインジウムを回収しようという試みです。 北陸先端科学技術大学でスイゼンジノリの成分 サクランを使う新技術が発表されました。


液晶工場では、ITO(透明の導電膜でインジウムの酸化物と錫の酸化物)をコーティングして回路を形成します。 その回路を作るためにITOを削るのに、ウエットプロセスで化学反応をさせます。 酸でITOを溶かすわけです。 その廃液中には溶けたITO(インジウム や 錫)が入っているわけです。


スイゼンジノリの成分であるサクランはレアメタルの付着によりゲル化するのだそうです。 <ゲル化:液体から、ドロットした固体になること>


工場の排水にサクランを入れることにより、効率よくレアメタルを集めることができます。 レアメタルが吸着したゲルを回収。 そこから加熱などをして有機分を飛ばしてしまえば、レアメタルが残ることになります。


工場の排水が一瞬にして金脈に変わりますね。


回収コストが、レアメタルの価値よりも下がれば一気に広まる可能性があります。 課題はいかにサクランを量産できるかなどがあると思います。 サクランがレアメタルよりも高かったら意味がありません。。