使用済みレアメタルを無駄なく回収

レアメタルも価格が高騰しているので、リサイクルなどは注目が集まるようになっています。 かつては採算が取れなかったものも、逆にレアメタル使用機器などから回収したほうが天然の場合よりも効率がよかったりする場合もあります。


今回新たな、廃液からレアメタルを抽出して回収する方法が開発されつつあります。 レアメタルのインジウムを回収しようという試みです。 北陸先端科学技術大学でスイゼンジノリの成分 サクランを使う新技術が発表されました。


液晶工場では、ITO(透明の導電膜でインジウムの酸化物と錫の酸化物)をコーティングして回路を形成します。 その回路を作るためにITOを削るのに、ウエットプロセスで化学反応をさせます。 酸でITOを溶かすわけです。 その廃液中には溶けたITO(インジウム や 錫)が入っているわけです。


スイゼンジノリの成分であるサクランはレアメタルの付着によりゲル化するのだそうです。 <ゲル化:液体から、ドロットした固体になること>


工場の排水にサクランを入れることにより、効率よくレアメタルを集めることができます。 レアメタルが吸着したゲルを回収。 そこから加熱などをして有機分を飛ばしてしまえば、レアメタルが残ることになります。


工場の排水が一瞬にして金脈に変わりますね。


回収コストが、レアメタルの価値よりも下がれば一気に広まる可能性があります。 課題はいかにサクランを量産できるかなどがあると思います。 サクランがレアメタルよりも高かったら意味がありません。。