インジウムの基本的データ
インジウムの基本物性

元素記号 In
英語表記 Indium
原始番号 49
原子量 114.82
融点 156.17℃
沸点 2080℃
密度 7.31g/cm3
インジウムは亜鉛を精錬するときに得られる副生成物でした。以前は大きな使い道がなく余っているような状態でしたが、いまでは最も注目されるレアメタルと言って間違いないでしょう。
ブレイクのきっかけとなったのはフラットテレビの普及がきっかけです。フラットテレビの普及によって、フラットテレビに不可欠である透明な導電膜(電気を通す膜)の主材料がインジウムだからです。
フラットテレビとは、液晶やプラズマテレビのことをさし、どちらにとっても透明な導電膜は必要なものです。
ただ液晶テレビの大型化、価格低下、画質向上により、液晶テレビがプラズマテレビをほぼ引き離しているような状態です。
いずれにしても、テレビのフラットテレビ化は進む一方ですのでインジウムへの注目は衰えることはないでしょう。
インジウム発見の歴史
インジウムはドイツの化学者ライヒとリヒターによって発見されました。閃亜鉛鉱のスペクトルを解析している中で新しい物質のスペクトルを発見しました。
このスペクトルの波長が451nmでインディゴ色でした。インディゴはラテン語でindicumであることより、インジウム(indium)という名前がつきました。
※nm(ナノメーター:1nm=0.00000001m)