クロムの特徴

クロムは単体ではめっきとして、それよりも鉄(Fe)などに添加して合金となると非常に優れた特性を発揮するようになります。 クロムの主な特徴を挙げると、以下の表のようになります。

レアメタル クロム特徴


クロムがもっと多く使われるのは、クロム単体としてではなく、合金として使われることが多いです。
合金になることにより、非常に特性が優れて広範囲で使われる金属となります。


クロムの消費量として多いのは圧倒的に合金としての用途です。クロムは表面に強固な酸化被膜を形成するので、さまざまな環境で用いることができるようになります。
それにより、機械特性や耐熱性に優れた鋼材になります。


その特性を生かした代表的なものとして、ステンレス鋼があります。ステンレスという言葉は、誰もが聞いたことがあるものですね。



クロムの金属自体を使用ということでは、クロムめっき が上げられます。


クロムメッキは電気分解を利用してめっきされます。クロムは、装飾用の仕上げとしてよく用いられる場合と工業用に用いられる場合があります。ただしクロムめっきは若干つきまわりの特性がよくないので、複雑な形状は補助電極を設けるなどコストがかかる場合があります。


用途によってはクロムめっきの下地として、ニッケルめっきなどを行う場合もあります。

クロムは人体にとって必須の微量元素として知られています。 穀物などを通して、微量の摂取をしています。

変わった用途としては、皮をなめす薬剤として六価クロムの化合物を用います。 六価クロムはタンパク質を分解して三価のクロムになります。 しかし、六価クロムは人体に対しても同様の作用があり、強い毒性を示しますので取り扱いには注意が必要です。