・コバルトの特徴

コバルトの特徴

コバルトは大変古い時から人類とかかわりを持っていた元素です。
元素としてのコバルトの特徴を以下にあげてみます。


コバルト 特徴


コバルトは強磁性で、遷移金属と分類される金属の中ではいちばん強い磁性を持っています。
よって、コバルトは非常に重要な磁性材料として利用されてきています。
当然磁石の材料として使われています。


さらにコバルトが多く利用されるのが、合金を構成する元素としてです。 コバルトを使った特殊鋼は高温に耐える鋼材の一つとして重要なものです。


しかし、これまでの用途に比べ、コバルトがの使用量を一気に伸ばすことになる使い方が現われました。
リチウム二次電池の電極材への使用です。
LiCoO2が使われています。
現在はこの用途が、コバルトの大部分を消費するものになっています。


コバルトの元素自体は非常に広い範囲から見つかっています。
海水、土、隕石から微量な成分として検出されています。
すべての生物は海に住んでいて進化したと考えられています。
海水中にコバルトが存在するということは動植物、もちろん人間の体内のなかにも存在することを意味します。

コバルトはビタミンB12の主骨格をなす元素でもあります。
コバルト(ビタミンB12)が不足すると、貧血を起こしてしまいます。
※ビタミンとは人間の体内で作り出すことができないが、必ず必要なもので、人間は食物などから摂ることになります。


さらに特徴としてあげると、コバルトブルーという鮮やかな発色をすることもコバルトの特徴になります。