・クロム基本情報

クロムの基本的なデータ

クロムの基本物性

レアメタル クロム

元素記号 Cr
英語表記 Chromium
原始番号 24
原子量 52.0
融点 1857℃
沸点 2672℃
密度 7.190g/cm3



クロムはわれわれの周りにたくさん使われているレアメタルのうちの一つです。光沢のある金属で、硬さもありめっきとしてよく利用されます。
プラスチックの部品など金属のコーティングされているものは、自動車関連のものをはじめとしてクロムが使われていることが多いです。


またほかの金属と合金化させることにより、大変使用用途が広い金属素材となります。

同じレアメタルであるニッケルとかなり似た性質なので、用途も似ています。

クロムは人体にとって欠くことができない元素であるという点が異なります。


クロム発見の歴史

クロムは1797年ごろフランスの化学者ボークランドがクロムの酸化物を発見したのが最初です。(この時点ではクロムのイオンまで分離されています。) シベリア産の紅鉛鉱から見つけました。紅鉛鉱は、その時点で分析が進んでいて、ヒ素,硫黄,鉄,アルミ,硫黄・・・・などが成分として分析されていて、さらに違う元素があるといわれていたので再分析をした時に発見されました。


クロムという名前は、ギリシャ語で色を意味するクロマ(chroma)からchromiumと付けられました。 なぜ色という言葉がもとになったかというと、クロムは酸化される状態によって、赤色,黄色,緑色など様々な色の物質になるところからなのです。


ちなみに名前を付けたのは、発見者本人ではなく、発見者の師匠にあたるフールクロアと鉱物学者のアユイによってつけられています。



さらに金属単体としてクロムを得たのは、1899年になります。
 ドイツのゴルトシュミットがテルミット法という酸化物を還元する方法を開発して大量のクロム酸化物より、金属 クロムを取り出しました。

 


性質の近いレアメタルとしてニッケルがあります。